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日本のてっぺん、行き帰り … サロベツ湿原センター

道北の日本海沿いは地吹雪が激しいところ、私も何度もその洗礼を受けています。

その海岸から伸びるサロベツ湿原には海に沿って砂丘が形成されています。

海側から3列、内陸に及ぶほど高くなり、それぞれ植生が異なっています。

3列目の砂丘の上は針広混交林となっており、一見しただけでは砂丘に見えません。

この砂丘とそこに生育する砂丘林が海から吹き付ける風よけになっています。

それが内陸部に海から吹き付ける塩害、砂塵、地吹雪を抑える効果があります。

また冬季にここに積もった雪が湿原に水分を供給し湿原と砂丘、そして砂丘林を育てています。

豊富の市街地はこの地方特有のこの地形によって守られているのですね。

なのでサロベツ湿原の保全はこの地方にとって大切なことなのです。

ところで豊富町といえば“豊富牛乳”、湿原の中にも牧草地が広がっているところがあります。

地域の産業と湿原の保全、そのバランスをとりながら保全をするという難しい作業になっています。

またこのセンターがある辺りで泥炭の採掘を行っていた時代がありました。

その作業で使われていた浚渫船が屋外に展示されています。

「泥炭産業館」という展示施設もあったのですが、開館期間前で見学できず残念。

開発と保全の両立を目指すサロベツ湿原、興味が湧いてきました

今度は暖かいころ、湿原とその周辺をゆっくり歩いてみましょう。

サロベツ湿原センター

住   所:天塩郡豊富町サロベツ8662

開館時間:10:00〜16:00(11月〜4月)、9:00〜17:00(5月〜10月)

入 館 料:無料

休 館 日:11月〜4月は月曜、5月〜10月は無休